セロトニン不足でうつ病に

セロトニン不足でうつ病に

セロトニン分泌量が不足するとうつ病になることは、多くの臨床データで確認されています。

 

うつ病患者では、脳内セロトニン濃度が低下していることが、自殺した人の死後解剖で明らかになっています。
人の脳内のセロトニン濃度は通常、簡単には測定できないのですが、不幸なことに自殺した人では、それがはっきりわかるほどでした。

 

うつ病の治療薬として有名なものはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。

 

SSRIは、脳内でセロトニンがトランスポーターにリサイクルされるのを防ぎ、分泌量を増やします。
この薬を使い続ける限りは、脳内のセロトニン濃度は高く維持できます。

 

しかし、それでは元のセロトニン分泌量は低いままなので、根本的な治療になりません。
生活習慣を見直し、弱ったセロトニン神経を鍛えセロトニン分泌量を増やすことが治療への近道です。

 

うつ病の人は、昼夜逆転または夜型の生活をしていることが多いです。
これを早寝早起きの生活に変えます。

 

朝起きてすぐに日光を浴び、朝食をしっかり食べます。
できればトリプトファンを含む食品を積極的に摂りましょう。

 

うつ病の人は引きこもりがちですが、意識してでも運動をするようにしましょう。
ウォーキングや腹筋を使った呼吸などがおすすめです。

 

このような生活をしているとセロトニンの分泌量が増え、うつ病の症状の改善が期待できます。