セロトニンと心の三原色

セロトニンと心の三原色

心の状態に影響する脳内物質はセロトニンだけではありません。
むしろ、セロトニンは近年登場してきた新しいものです。

 

従来は、ドーパミン、ノルアドレナリンの2つがよく研究されてきます。
セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンを3つ合わせて心の三原色と呼びます。

 

人の心を動かす要素は、大きく2つにわけることができます。
快と不快、好きと嫌い、報酬と罰です。
快・好き・報酬といった感情はドーパミンに、不快・嫌い・罰といった感情はノルアドレナリンが深く関係しています。

 

ドーパミンでは本能的な欲求やポジティブな気持ちを促進します。
ドーパミンが暴走すると、依存症に陥ってしまいます。

 

ノルアドレナリンはストレスの刺激によって興奮し、危機管理を司っています。
ノルアドレナリンが暴走すると、ストレスに過敏に反応するようになり、イライラして落ち着きがなくなります。

 

この2つに対して、抑制をかけているのはセロトニンです。
セロトニンがしっかり分泌されていると、不安にもならず、舞い上がりもせずに、平常心で生活することができます。
健全な生活には欠かせない脳内物質です。

 

いつも情緒不安定な人や、興奮気味な人はセロトニンが不足している可能性があります。
そういう人は一度、生活を見直してみてください。